映画「SEE HEAR LOVE」は泣けない?衝撃ラスト考察も!ネタバレ・感想

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「SEE HEAR LOVE 見えなくても聞こえなくても愛してる」

「私の頭の中の消しゴム」で有名なイ・ジェフン監督の作品。

山下智久さんが目の見えない役を演じています。

新木優子さんは耳が聞こえない役。

最近涙もろいのですが、正直私は泣けませんでした。

ラストは衝撃的で「えっそうなってそうなるの?」と展開に驚きました。

しかし観る人によって違った考察があるようです。(ネタバレあり)

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【SEE HEAR LOVE】あらすじ

漫画に心血を注ぎ、漫画家として生計を立てている泉本真治(山下智久)は、ある日、自分の作品が映画化されるという朗報を聞く。アシスタントの中村沙織(山本舞香)と喜ぶ真治。だがその喜びも束の間、突如病に倒れ、視力を失うことになってしまう。やっと軌道に乗ってきた連載漫画も休載。そして一緒に暮らしていた祖母の面倒も見切れなくなっていく・・・。一人になった真治は孤独と恐怖に襲われ、ベランダから身を投げ出そうと考える。そんな時、真治の漫画のファンで、耳が聞こえない相田響(新木優子)に助けられる。こうして出逢った真治と響は不思議な共同生活を始めるのだった。

引用:「SEE HEAR LOVE」公式HP

【SEE HEAR LOVE】予告編

【SEE HEAR LOVE】おすすめ度

40代主婦による独断と偏見によるおすすめ度がコチラ↓

  • 泣ける★★☆☆☆
  • 感情移入★★☆☆☆
  • リアリティ★☆☆☆☆
  • 主演2人の演技のうまさ★★★★☆

【SEE HEAR LOVE】感想

泣けるかどうかで言ったら私は泣けませんでした

なんて言うか、ちょっとリアリティに欠ける部分が多かったかな。

観ていてちょっと違和感を感じるなと思っていたら、エンドロールで韓国人監督だということと、原作も韓国の方の漫画だと知りました。

なるほど、それで納得がいったかもしれません。

出てくる登場人物のキャラが、どうも日本人らしくなかったんですよね。

韓国ドラマに出てくるようなキャラクターが多かったなと。

別に韓国ドラマを否定してるわけではなく、韓国ドラマはよく観る方だし、むしろ大好きです。

韓国ドラマに出てきたらすんなり受け入れられるキャラクターも、日本人が演じていると違和感を感じてしまったみたいです。

山口紗弥加さん演じる、激しい動作や大げさな表情のキャラクター。

すごく露骨に嫌な態度の出版社の担当。

この人で会社大丈夫?と思ってしまう社長ジュニア。

キャラクターが現実離れしすぎていると、なかなか入り込めないなというのが正直な感想です。

コメディならまだしも、この作品がシリアスな場面の多い恋愛ものだったからかもしれません。

そしてあと1つ言うなら、もう少し真治と響が惹かれ合っていった様子を詳しく描いてほしかったな。

目が見えない男性と話すことができない女性が、どのように愛し合うようになったのかの課程が物足りなかった

すぐに仲良くなった展開にちょっと置いてけぼり感でした。

そこが丁寧に描かれていれば、2人の絆を感じてラストももう少し感動できたのかなと思いました。

劇場版はもう少し長めにできているようなので、2人の絆を築いていく部分が詳しく描かれているといいなぁと思っています。

山下智久さんは演技は上手だったし、新木優子さんもただただ可愛かったです。

【SEE HEAR LOVE】ラストの考察(ネタバレあり)

ラストは、結局どういうことなのかと様々な考察がされています。

その主な2つがコチラ↓

  • 真治は死んだと思ったけど実は生きてて、アメリカで治療して目が見えるようになり結婚してハッピーエンド。
  • 真治は本当に死んでしまって夢の中の世界で目を治療し見えるようになり響と結婚した。

私は上の方の解釈でしたが、観た方によっては結婚が夢だという解釈もあるようです。

結婚が夢だったという解釈も考えられるのはわかるけど、そのラストはちょっと切なすぎる気もします。

だって真治が最終的に死んでしまったのなら、なんだか救われない話ですよね。

死んでしまう前に愛する人ができて幸せだったよねということなのか。

うーん、やっぱりそれだと切ない。

ともかく、ラストの解釈は観ている側に委ねられているようです。

私は、後味のいい方の「目が治って幸せに暮らしましたとさ」で解釈したいと思います。

【SEE HEAR LOVE】印象に残ったシーンを下手なイラストで

山Pがガラスを突き破ってベランダに飛び出してくるシーンです。

「バリーン!!」って飛び出してきちゃうもんだから、ちょっとビックリして印象に残ってます。

ここまでする必要があったのかなとも正直思いましたが…

とても痛そうなシーンでした。

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【SEE HEAR LOVE】作品概要

原作は、韓国の漫画家NASTY CAT(ナスティキャット)さんの大人気漫画「見えなくても聞こえなくても愛してる」です。

漫画は「ピッコマ」で掲載されていました。

キャスト

泉本真治山下智久
相田響新木優子
植村大輔高杉真宙
中村沙織山本舞香
多恵夏木マリ
遠山恵山口紗弥加

この映画を撮影するにあたって山下智久さんは、目隠しをして外を歩くなどもやってみたそうです。

そしてインタビューで山下智久さんは次のように語っていました。

「こんなにも聞くことに集中したことはないと感じました。(中略)見えない方は相手の声のトーンで嘘をついているとかの感情がわかるらしいんですけど、その感覚もわかりました。」

引用:ぴあ映画 山下智久インタビュー2023年7月

スタッフ

監督・脚本イ・ジェフン
原作NASTY CAT「見えなくても聞こえなくても愛してる」
主題歌山下智久「I See You」

監督・脚本は「私の頭の中の消しゴム」で有名なイ・ジェフン監督です。

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本ページの情報は2023年9月時点のものです。最新の配信状況はAmazonプライムビデオサイトにてご確認ください。

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